あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
去年は端末の故障など思いも至らない事がしばしばありましたが、今年は良き方向で思いも至らない事が起こればと思って頑張っていきたいと思います。
ブログにありましては、去年はなかなか書けるときの少なかったものですから、今年はいろいろ徒然思ったことをなるべく書き起こせるようにしていきたいと思います。
今年もどうぞご高覧のほどよろしくお願いいたします。
平成二十九丁酉年 正月
池辺 祥和
iPhone SEを買いました②
iPod touchからiPhone SEに変えてみてよかったところなどを起こしてみました。
iPhone SEにしてよかったこと
バッテリー持ちがiPhone SEは良いと耳にしたのと、Apple Payが使いたかったです。
バッテリーの持ち
スマホはまず1にも2にもバッテリーの持ちを気にしなきゃいけません。
主に使うHTC J Butterflyがバッテリードレインのかたまりですから、補うためにちょっとした調べものやアプリをさわるものとかはiOSでしたかったです。ですからバッテリーの持ちは重要でした。
Apple Pay
iPhone SEはFeliCaを搭載しませんから物理店舗でApple Payは使えません。
取り込む操作をやってみたかったというのが主でした。
画像認識ですっと取り込めるのが新時代っぽくて楽しそうだったからです。ただ、家の環境では蛍光灯の向きなどもあってそこまで精度は高くなく、名義人の名前など手打ちすることがありました。ちょっと残念。
物理店舗ではQUICPayやiDとして扱うことを知っていましたし、HTC J ButterflyでQUICPayが使えますからFeliCaが無いというのは私の場合そこまで差し支えません。
Apple Pay、アプリで使ってみて、新しい支払いのわくわく感を味わってみたいです。
そういえばQUICPayロゴはiPhone SEでも出るんですね。抜かりないAppleにしてはちょっと意外です。
Touch ID
予期せずに便利だと思ったのが、Touch IDです。銀行のアプリでいちいちログインパスワードを入れずにログインできるのがすごく便利です!
普通ネットバンキングのログインというのは何重ものセキュリティでログインに手間がかかります。
お金を守るために必要なんだとは分かりつつも、やっぱり手間でログインするのが面倒で億劫になってしまっていました。
それがTouch IDでログインがすぐに終わりますからものすごく便利になりました。いいですね、これ。
マップ
あとiOS 10になって標準アプリの地図アプリが勝手を増していてすごく便利です。Google Mapでは出てこなかった東武バスが乗換案内に含まれていて感動しました。
実をいえば、今月ぐらいになってGoogle Mapも対応したのですが、一時でもApple Mapが先行することってあるんだとびっくりしました。情報のグーグルが情報量で追う立場になってどうするのよ……。
あと、乗換案内にJR東日本の駅番号が出るのはもちろん、TXロゴやSRロゴもしっかり出てぱっと見で分かりやすいです。さすがAppleだなと思いました。
iPhone SEにしてわるかったこと
そこまで無かったですが、メールアプリに入れるアカウントの数を減らしました。
Exchange
Exchangeがバッテリーの持ちからするとネックです。Androidでは電池バカ食いという印象がExchangeにありましたが、iPhoneでも同じとは。
Exchangeを使うアカウントを今までのiPod touchでは五つほど入れていましたが、iPhoneからは普段やり取りしないアカウントを外し、なおかつ重要ではないアカウントをフェッチに変えました。
利便性は落ちるのですが、バッテリーの持ちを鑑みればやむを得ません。
布陣替え
iPhone SEが加わったのでちょこちょこ回線を整理しました。こんな使い分けをすることにしました。
メイン:HTC J Butterfly HTV31
メインは引き続きHTC J Butterflyを使います。おサイフケータイはやっぱり便利です。
あと後述のAQUOS PHONEから引き継いで車を運転する際にカーナビ端末として使うようにしました。Androidはバックグラウンドでいろいろと動きますから、カーナビアプリとGPSロギングで出掛けた記録がしっかり取れて便利です。
サブ:MADOSMA Q501
- 回線:OCNモバイルONE → BIC SIM
- 製造:マウスコンピューター
- 役割:ブラウジング、テザリング<新>
iPod touchからiPhoneへ切り替えたのに合わせ、モバイルルーターを使う頻度が下がったので使うのをやめることにしました。
とはいえWi-Fi専用のタブレットを持ち歩く際には何かしら要りますから、バッテリーの持ちの良いMADOSMAにテザリングの役割を持たせました。
今まで使っていたOCNモバイルONEは一日に何MBという容量制限の掛け方をします。タブレットを持ち歩く日と持ち歩かない日とで使う容量が段違いですから、この掛け方だとかなり不便です。なので、月に何GBと制限するBIC SIMに変えました。
BIC SIMのIIJmio版だとIPv6を使えるのが個人的に魅力です。未来感ありますね。
ただIPv6にはNAT越えが要らないといった実用的な特徴もあるのですが、そういうものを使いこなすまでには至っていません。現状では自己満足です。
サブ:iPhone SE
MADOSMAで使うのをやめたOCNモバイルONEをこちらに転用。公衆のWi-Fiとメルアドに魅力あってOCNモバイルはなかなかやめられません。
退役:AQUOS PHONE ZETA
今年2月に液晶が割れてメインから外していたのですが、引き続きカーナビ用として使っていましたが、SIM回線の整理でSIMを抜いて自宅待機にしました。 自宅ではFusion IP-Phone Smartの待ち受け端末になっています。
あとメインスマホが壊れたときのバックアップとしてこちらにもおサイフケータイの設定をしていましたが、これもHTC J Butterflyに集約しました。カード型がいろいろ増えたのでバックアップは不要になったのです。
退役:MR03LN
モバイルルーターです。 パソコンやタブレットなどを結構持ち出すようになるかなと思って買ったのですが、なんだかんだ言って頻度が少なったので使うのをやめました。
スマホで完結することが多かったものですから、ほぼiPod touchと対の存在になっていました。旅に出た際は便利だったんですけどね。
iPhone SEを買いました①
iPod touchのホームボタンがいうことを利かなくなったので、後継としてiPhone SEを買いました。
iOSを引き続き使います
iOS端末を引き続き使うことにしたのは、Androidと違って①バッテリー持ちが良い②アプリの統制をきちんとかけられるという点があるからです。
メインで使うHTC J Butterflyに限った話なのだろうと思うのですが、まあバッテリーがよく減るんです。
使っていると10分に1%くらいの勢いでがんがん減っていくものですから、Androidをアシストする存在としてもう1台用意して役割を割り振ったほうがよいと考えました。
iOSのバッテリーの持ちが(Androidと比べて全般的に)良いのは知っていましたから、バッテリーの持ちを考慮したらやっぱりiOSになります。
あと近頃はモバイルバンキングのほかに決済サービスなどお金を扱ったりするアプリが増えていっています。
そうした中でAndroid版よりもiOS版のアプリのほうが統制利いていて、使っていて印象が良かったのも理由の一つです。
バックグラウンドで処理をするかしないかや通知を入れるか切るかをOS側で制御できてiOSは使っていて安心できます。
Android版などは通知を切っていてもバックグラウンドで動いていたり、ひどいものには通知を切っても運営からのお知らせは切れないものもあります。
アプリ開発者が奔放に振る舞えるのはちょっと利用者として気持ちの良いものではありません。
なので重要なお金を扱うにはiOSのほうが良さそうに感じました。
アプリ開発者からすればiOSのほうが制約多くて迷惑なんでしょうけど、その分利用者からすればメリットもあるように感じます。
スマホから格安で発信するサービスを比べてみました
店などに電話する際に使っているBrastel 050の残高が減ってきたのでどの発信サービスが安いか比べてみました。
条件
普段の使い方を見て、下の条件を決めて探しました。
- 月額無料であること
- アプリがあるかOSの内臓の機能で発信できること
- 電話番号はなくてもよい
- 先払い式の場合、残高が一定期間で失効しないこと
実際の電話番号を通知することを想定しないので、LINE Outや楽天でんわは今回対象外です。そうしたことで下のサービス四つを比べてみることにしました。
比較結果
3分通話した場合の料金を比べてみました。
Google Voiceはアメリカドルで算出し、今日22時時点でYahoo!ファイナンスの為替レート計算機能で日本円に直しました。
- | FUSION IP-Phone SMART | Brastel 050 | Google Voice | SkypeOut |
---|---|---|---|---|
固定電話 | 48 | 8 | 9.42 | 6.78 |
携帯電話 | 48 | 33 | 28.27 | 26.44 |
これを見るに、
- SkypeOut
- Brastel 050
- Google Voice
- FUSION IP-Phone SMART
という結果になりました。
諸元比較と各サービスの感想
数表は下の通りです。単価のうち、スラッシュの左側が料金で右側が通話時間(分)です。
- | FUSION IP-Phone SMART | Brastel 050 | Google Voice | SkypeOut |
---|---|---|---|---|
固定電話 | 8 / 0.5 | 8 /3 | $0.03 / 1 | 2.26 / 1 |
携帯電話あて接続料 | 0 | 0 | 0 | 0 |
携帯電話 | 8 / 0.5 | 5.5 / 0.5 | $0.09 / 1 | 10.81 / 1 |
携帯電話あて接続料 | 0 | 0 | 0 | 4.82 |
支払いのタイミング | 後払い | 先払い | 先払い | 先払い |
支払いのすべ | クレジットカード | クレジットカード/スマートピット | クレジットカード | ヘルプ参照 |
FUSION IP-Phone SMART
留守番電話など付帯サービスが多くて魅力的。それを受けてか、通話料も結構高めになっています。(それでもケータイと比べれば安いのですが)
付帯サービスが魅力的に感じる人にはすごくよさそうです。私はauの回線を機種変更したら留守番電話がオプションサービスになった上にHTC J Butterflyには着信メモが無いので、ここに転送をしています。
Brastel 050
付帯サービスが転送くらいしかないのですが、その分通話料が安くてお得です。前払い式ですが、「○○分ご利用いただけます」というアナウンスを毎回発信したときに言ってくれるので親切です。
支払いはクレジットカードのほかにスマートピットでも支払えますが、2000円からと高めなのがネックな上、現金だけというのがなんとも厄介。
まとめ
老舗Skypeの存在が大きいことを今回比べて改めて感じました。ただ大きくて古い海外企業がゆえに結構わかりにくい点と落とし穴があって勝手がよろしくないのは改めてほしいと思います。そこまで含めるとBrastelでチャージしたほうが考えることが少なくて楽でしょうかね。
小売りがロングテール化、あるいは拠点性が失せること
小売業で唯一の成長産業がコンビニと食品スーパーだという話を聞きました。
確かにイトーヨーカドーもあちこちで食品館を開いています。常磐線の車窓から見える三ノ輪の大きなヨーカドーも食品館に変わりました。一方でGMSが不況でイオンが赤字というニュースもありました。
セブン-イレブンという拠点性の高い店が町中のあちこちにできることで、“わざわざ行かなくても要るものは買える”時代です。
そう考えると、コンビニは地理的なロングテール戦略になっているのかもしれません。商店街やショッピングセンターが紀伊國屋書店ならばコンビニがAmazonです。
Amazonのロングテール戦略は趣味嗜好に基づくものですからマスはマスのままですが、地理的なロングテール戦略になりますと拠点へまで行く必要が失せますから当然マスの拠点性は下がります。
そう考えると、Arioの新規出店凍結というのも理解できます。セブン-イレブンとの食い合いになるからです。
toshoken.com
こうしてみると、「ケの消費」を7&i HLDGSは求めているのだと感じます。
これはイオンモールや百貨店の「ハレの消費」と真っ向対立します。なんでミレニアムを買収しちゃったんでしょうか。というか、ヨーカドーのプチ百貨店的なスタンスともたがいます。サードポイントの物言いにも一理あります。
柏そごうの跡地をどうするかという問題がありますが、今のまま何らかの商業施設を入れてもよくなる気がしません。駅の拠点性が下がっているからです。
柏そごう跡みたいな大きなハコを埋めるには拠点性を上げつつ埋めなければ駅前全体が破綻しかねません。
それには①コンテンツ②足の確保―――の二つが要ると思います。
①コンテンツは、ハウディモールやダブルデッキでイベントを開いたりしていますが、シネコンなど常設のコンテンツが足りません。また、店舗では郊外店舗と比べて1店舗あたりの品ぞろえが悪くなりがちなのを補う手立てが要ります*1。
②は、車を使うのが一般化しつつある中で柏駅周辺へ来てもらいやすくするかという点が課題です。
市は過疎地への手当てはしてきていますが、稠密な地域への手当てはしていません。東武との折り合いをつけつつ、自家用車よりもイオンの送迎バスよりも便利に駅に行きやすくする方策が要ります。バスの高度化を図るのか大駐車場を造るのかパーソナルモビリティに期待するのか分かりませんが。
どこでも商業区画になりつつある中で拠点性を保つにはもっと何かをしなければハレの消費の場は維持できません。どうすればよいでしょうか。
*1:オムニチャネル戦略で補えるかがカギでしょうか……
柏そごうが閉じました
9月30日、柏そごうが43年の営業に幕を閉じました。
最終日は柏駅も90年代のように活気があり、噴水も賑わいに彩を添えて往時を思い出しました。閉店式のときの鐘の演出もそごうらしく、セブン&アイホールディングス配下で進む「日常化」に真っ向からたがえる演出はそごうの最後の矜持のように感じました。
柏市役所も閉店式の様子を撮影していました。というか、市がやるとはさすがに思っていませんでした。それほど大きな出来事だということが分かります。
www.city.kashiwa.lg.jp
これから柏そごう跡がどうなるのかまだ見えてきていません。唯一見えているのは、よみうりカルチャーが来年4月以降も運営するということだけです。
閉店後のそごう柏⑤
— 流鉄常磐ライン (@hayato5178) 2016年10月9日
誤情報注意のお知らせ。こんなデマ情報が流れてるのか…。しばらくは営業を続けるようですね。となると、建物の解体はまだ先なのかな? pic.twitter.com/3DbZ0F7eoQ
柏にずっといる者としては、お疲れさまでしたということと、街の顔として髙島屋と丸井にはがんばってほしいと思っています。モディが来るんですから、後ろばっかりを見てはいけませんね。
利活用を気にかけつつ柏の町が賑やかになればいいと思って柏でちょこちょこ買い物していきます。
クレジットカードでバス代が支払える「BUS PAY」を使ってみました
クレジットカードで路線バスの運賃が支払えるという「BUS PAY」を耳にしたので使ってみました。
あらまし
東急線アプリなどを手掛けるiRidge社が平成エンタープライズなどへ向けてリリースしたサービスです。高速バスで海部観光でもサービスしているようです。公式サイトはこちら。
端的にまとめると
- あらかじめクレジットカードでチャージして
- 乗りたいときにスマホで決済して
- 液晶に映し出された切符を運転手に見せれば乗車できる
というサービスです。春日部のほうに用事があったので、イオンモール春日部線に乗って使ってみることにしました。
使ってみた
まずは会員登録が必要です。事前に登録しておきます。メルアド認証が要りますから前の日までにしておいたほうが良いでしょう。
まず路線を選びます。ここではイオンモール春日部線を選びます。
続いて運賃を選びます。
ここで「春日部駅からイオンモール春日部までいくらだろう?」とちょっとどぎまぎしましたが、下へスクロールしたら運賃表が載っていました。
確認画面が出ますので、「使用する」をタップします。
「OK」をタップします。
こうすると切符が液晶に表示されます。この画面を運転手に見せればバスに乗れます。
感想
慣れないのもある思いますが、結構ステップが多くてかなり煩わしかったです。気付いた中で不安に思ったのは下の点でした。
- 乗る時間が迫ってきていると駅前を走りながらスマホをいじることになるので、かなり危ないです
- スマホのバッテリーが上がったとき、モバイルSuicaはしばらく使えますがBUS PAYは液晶に映し出すものなので一切使えません
- (おそらく)払い戻しができないのでバスに乗りはぐれたらアウトです
あとiPod touchに入れたからかもしれませんが、下の事象が起こって後ろに行列を作っちゃいました。乗車時にこういう事象が起こってかなり焦りました。
- アプリがクラッシュしてログアウトされ、運賃箱の目の前でログイン操作をした
総じて見ると、手続き自体は問題ないのですが、手続きするのがバスに乗る前というのが大きなネックになっているのかなという気がします。この気ぜわしさから「高速バスみたいな大仰な手続きがなぜ要るんだ?」という思いを持ちました。
思えば都心と違って埼玉県は距離に応じて運賃が増すバス路線が殆どです。平成エンタープライズと並行して走る朝日バス*1は後ろ乗り=降りるときに支払いです。
例えば、
- 整理券を取る
- 降りるときに
- 現金の乗客は整理券と現金を料金箱へ入れる
- BUS PAYの乗客は整理券を入れつつ画面を運転手に見せる
とすれば運賃の支度を車内で余裕をもってできるのでありがたいですし、朝日バスと同じ支払い形式になるので分かりやすくなるとも思います。できれば改善してほしいと思いました。
BUS PAYの長短をまとめてみる
いろんな路線に入っていったとして、PASMOとの比較で長短を挙げてみるとこんな感じでしょうか。
会員登録が要るのは割と手痛いのではないかと思います。たまに乗ったりする人にとってはチャージして預けっぱなしになる分だけ損しますし、よそから来た人は数回こっきりのために登録する必要が出てきます。
単回の利用で済むスキームならばもっと使い出が増すと思います。
一方、会社目線で見るとローコストで良いのではと思います。
ICカードの導入は高いようで阪東バスへのPASMOの導入を巡って我孫子市が助成してようやく導入が始まったことが見かけて、地方の会社にとってICカードは負担が大きいのだと感じました。これならば目視で済みますからそこまで負担は大きくないのではと感じられます。
現状、投資は少なく済むものの乗客の負担が割とあるように感じます。もっと手軽に使えるようになれば融通が利いて良いスキームになるんじゃないかと感じました。