丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

Hot Mack Radio 2006・裏側

19日

集合地点へ行く…前に、Ichitaro宅へ行く。外部ハードディスクを運んでほしいとのこと。
その後、秋葉原駅まで行く…が、ジョルダンで「北千住で日比谷線に乗り換えると早く着くよ」という誘いに惑わされ、地下鉄秋葉原駅に着く。でも、集合地点って中央改札口だったんだよね。私ら二人が佇む営団の3番出口から見えたのは、昭和通り
あーどこだろう(遠い目)とさまよいながら電気街口の「裏側が白い〜」の所に駐在する駅員さんに尋ねてようやく集合地点に到れた。「そらかぜナビゲーションが狂った」って言われても知らへんがな(汗)
もそもそと大移動。なんか、周りから見れば民族大移動だな、これって。
MUSICVOX到着。会員になって*1入室。へぇーこんな感じなんだ。
前に「ステージとの段差は3cmしかない」と聞いたけど、本当に僅かしかない!あべさんが一席を打つのにどうしようと鳩首する。観客は椅子だから。
もとはライブハウス。ステージにあるドラムなどを撤去、整備。PAデスクを設置。あ、ミキサーが本部で使うのと同じメーカーだ。
リハーサルを実施。決定項のみを実施する。その様相では、もう二〜三遍リハーサルを繰り返さなきゃな、という出来。というか、進行台本まだ脱稿しない。そういえば、来るとき電車内で、決まらない項目があるって言ってたっけ。運営スタッフ、主要スタッフが鳩首しようとするところを、リハ後の昼食時に話し合うことを強く勧告してリハを強引に進めた。勧告したのは私じゃないけど。
午後は別団体が使うから、いそいそと原状復帰を開始。
デジカメを持たなかったことを悔いた。スタジオの様子などをいち早くブログに載せられると考えたから。
その後神田川を越えたところにあるファミレスで昼食。ここで未決項を埋めることにした。ここ以外に顔をあわせるのは本番しかないからね。10人の大所帯を二つに分けて坐る。私は運営代表くわさんと代表Ichitaroから離れて坐ったから詳しくは知らないが、かなり大きく枠がずれて減ったり増えたり、尺が伸びすぎたり縮まりすぎたりを繰り返したみたいだ。
この煽りを受け、けーたさんは山梨に住むうえりんに対して召喚呪文を唱え始める。…「明日来て」で済ませられるところはすごい。
難儀する台本。この時間を有効に使おうとあべさんとけーたさんは大喜利のネタを考え始める。私はこの夜に出すメルマガの内容を考えてた。
どうでもいいが、そのタイ風グリーンカレー、スパイスのにおいがきつすぎて吐き気を催しそうだ。
およそ2時間後、まとまったらしく、くわさん仕切の下で説明と発表。詳細は今晩ネットを通して配るそうな。
その後、微調整を重ねて完了。レジを済ませて店を退く。
その間、私は3時間店に粘ったことに対する後ろめたさ、あべさんは早く帰りたいという願いにかられてた。
解散。

解散後

早速Windows Live Messengerを起こし、サインイン。
当日配る案内書が誰も手をつけないに気付き、自作する。チケットも…と思ったが、それはくわさんが引き受けたみたいだ。
集客を兼ねてメルマガにも同じことを書いてみる。秋葉原駅からの歩き方がややこしく、近頃動きがとみにとろくなったFirefoxをぐいぐいとフリーズに追い込むかのように動かして地図と路線図と駅構内図を見比べながら書くのが一番難儀した。
ねとらじで流れるHot Mack Radio 2006 ほっとま・E・ゴー Final Countdownを聴きながら作業続行。
メルマガは来るまでの案内と場内でのおねがいなど、配布物には来てからの案内とおねがいを書くことにした。メルマガは一人で書け、無事に発送完了。後は、配るガイドブックだけになった。これが厄介だった。まず、可読性を最重視して表を組み始めたのが時間を食う最大要因になった。あと、リスナーからのお便りをどう受理するかを巡って侃々諤々。決まった以後は単調作業の繰り返しだから日記に書くと時間に対して文量が約まっちゃうけど、そういうこと。
あと、終わったあとのアンケート。校閲を頼まれたが、Wordで定められたフォントがなくて見づらい文章になったため、全面改訂することにした。あと、アンケート用紙が2枚になったら印刷するにも、書いていただくにも時間の無駄だし。
午前2時半すぎ、ようやく全ての仕事を終え、後は印刷するだけになった。四者会話をしてたみなとん*2は去り、くわさんも落ちるそうだ。ガイドブック、5ページになったわ。部数はいくら要るかとくわさんに尋ねれば、40部と返ってきた。えっと、これにアンケート用紙(1ページ)も40部だから…ああ、印刷するのは240枚ですか。……待て_| ̄|○
ガイドブックの簡単な校閲を頼み、OKを頂く。くわさんが落ちた後、冬眠してたBrotherの複合機を急遽用意し、印刷を始めた。印刷機が二台体制で印刷するのは初めてだ。おまけに、印刷設定で「20部」と指定して「OK」をクリックしたら5分ほど印刷系がフリーズした。コントロールパネルの"印刷とプリンタ"から今の様子を見れば、スプール中だそうだ。たぶん、「90MB」というスプール処理量はこれが最初で最後だろう。……ようやく印刷を始めたから、残り20部をEPSON機で印刷する。こちらはいやに早く印刷を始めた。同じ部数なんだけど。
印刷している間に風呂に入る。さっと。午前3時、風呂から上がり、音がしなくなったのを聞いて「印刷終わったな」と意気揚々と自室に戻れば…見たのは二台の赤ランプ。警告内容はともに「用紙切れ」。うそー!厚さ2cm弱の紙束を紙送機構に突っ込んでから風呂に入ったのに!おまけに、EPSON機はイエローのインク切れランプが点灯。無視して紙をさし、印刷開始をクリック。
この間、メッセウィンドウの向こう側にいるIchitaroはBGM系を整備している。この後、いちラジ!の原稿を書いて、更にもろもろ…。一見して間に合うわけがない量を抱えることに驚愕。
コミケに出品する作家って前日とかはこんな感じなんだろうか、と印刷機二台を遠巻きに眺めつつ、当日要りそうな物を集め始める。思考傾向が通常でなくなってきた。
Distravoスタッフのひどりさんが二者会話に参加。どうやらそらかぜなる人物がよく判らなかったらしい。Ichitaroのアドバイスでようやく気付いたみたいだけど、私はひどりさんが最後まで誰だか判らなかった_| ̄|○ 顔と名前が一致しないって辛いなあ。
Ichitaro、前頭葉がオーバーヒートし始めたのか、無意味にテンションが高い。
午前5時すぎ、Ichitaroが作業に専念したいと落ちる。ひどりさんは、メッセンジャーに現れる、私が顔写真代わりにセットしてある写真にいたく興味が惹かれたらしい。猫好き?セットしてあるのとは別の時に撮影した同じ猫の写真を転送してみたら、大いに喜んでくれたみたい。そんなひどりさんも6時前になって支度すると落ちる。

20日(前半)

7時半前出発。気分上では出征
たぶん、ひどりさんも寝なかった。みなとんもさほど寝なかった。Ichitaroはへろへろ。私はけろん。でも、常磐線の中で本当に寝そうになる。危ない危ない。松戸で開くのに戸に凭れてた。
綾瀬を右手に眺める頃、電車が急停止。集合地点でみんなの軸になっているだろうくわさんに大いに遅れる旨のメールを送る。「^^;」つきで返信が_| ̄|○ どうやら、防護無線発報らしい。…しばらくすると公衆立入の旨がアナウンスされた。すぐに回復するしょ、との鉄好きのくわさんからの助言。いや、「防護無線発報」と判る時点で私も鉄の香がしますが^^;
15分遅れで到着。柏を発つのが10分弱遅れたから、そう電車は遅れなかったみたいだ。遅れたのは、あべさん。「今さっき起きた」と電話呼出に対して応える。私ら二人も遅れたからなにも言えない。駅出口を退いて駅前のファーストフード屋で打ち合わせ。大まかに。
MUSIC VOXはまだ開店前だった。階段で待機する間に昨晩(早朝?)印刷したガイドブックをホッチキスで留め始める。あー40部は多いな(遠い目)
3部ほど留めたところで開店。スタジオに入って支度を始める。昨日と同じようにセットアップして、ライトもOK。
…効果音を再生するソフトウェアに不具合発生。なんとかトラブルシューティングを試みるが、時間がない。p*pのリハーサルもしなければいけないし、というか、リハーサルはランスルーだし。セットアップ中にガイドブックのホッチキス留めをさとじゅんさんに手伝ってもらって無事に全て終えられた。感謝!
受付台にめぼしい資料を吉川さん*3に置いてもらう。様になったかな。
昼食はとれず。直前になってスタッフ運用に難が発生。急遽微調整。相当にこの辺りは煮詰まってる。
けーたさんがVDFメロンパンをIchitaroへ差し入れ。「懐かしいから買ってみた」とのこと。実際は、Vie de Franceの略なんだろうけど。というか、禁忌じゃなかったのか。(このパラグラフは判る人にしか判らないって^^;)
スタンバイも概ね完了。あとは音響系だけだ。13時半前、既に2名いらっしゃることを無線で聞く。オンタイムで戸を開けることに決定。
ちなみに、オンタイムという言葉の意味がわからなかったのは秘密。

20日(後半)

蛍光灯をつけ、撤収開始。お客さまのいらっしゃる時間帯は一度もつけなかったから、この白い光が久しい。
そうそう。MDを上演中交換したけど、その際の録音は大丈夫なんだろうか。ちょい不安だ。
受付台へ赴いて余った資料を確認。40部印刷したうち、19部残ってるから21名もいらっしゃったのか。入れ替わりがあったからそう多くもなかったけど、かなりいらっしゃったんだなあ。
原状復帰は早い。たちまち元のライブハウスに戻った。ここでやったんだよなあ、HMR06。
会員証の返却。さとじゅんさんによる本名読み上げ。だ…誰が誰だか判らない。特にDistravoはハンドルネームだけでコミュニケーションするから全く。難読氏名あり、偽名っぽい本名あり。かなりバラエティーに富む。
全員ロビーに集い、一本〆。お疲れさまでした!

和民にて

未成年のるかさんとその連添の方と別れ、和民へ。
さとじゅんさんが仕切る!さすがは違う!頼りになります。
酒をまず一括して注文。そして、食べたいつまみをメモ帳に書いて、酒を届けに来た店員へ渡す、と。ほほ〜。
グレープフルーツサワー、グレープが別に来た。ああ、搾れってことか。…と、搾った残りを見てひどりさん、「まだ搾れる!私に貸して」と来て搾ってくれる。姐御肌全開だ。
全員分揃って乾杯!
うだうだと喋りに喋りまくって、Ichitaroは平然としながらもけーたさんは顔がどす黒く、あべさんはべろんべろんに。いや、あべさん、日本酒→赤ワイン→白ワインとちゃんぽんでそう酔わない人がないって!自重しなされ…。
さとじゅんさんはサワーを三杯一気に注文。これもすごい。その後、どでかいお猪口が来てなにやら日本酒を飲んだ様子。本当にでかい。Ichitaro、そう飲まないようで。
そんな私は、グレープフルーツサワー、カシスウーロン、WATAMI(フルーツ4種割り)、スクリュードライパー(サワーのオレンジジュース割り)、マカディアと弱いものを続けたからあまり酔わなかったな。マカディアでようやく来た感じだったけど。まあ、カシスウーロンはほぼ一気飲みに近かったからな。
で、かこさんはべろんべろんのあべさんに挑発かけて白を飲ませようとする。あべさんも意地を張ってまだまだ飲もうとする。けーたさんはKnock Down。あー柏まで戻れるかな?
終盤に差し掛かる頃、ALFAの今後についてまじめに議論。お冷を大量に飲んで復帰したけーたさんを交えて(あべさんはこの頃にノックダウン)色々と。私から提案した一例としての神戸ウエブラジオネットワークは地域性を強調するから、逆に趣向性を強調したらいいのかもね、という意見であります。…とこのダイアリーを使って補足説明してみる。コミュニティーFMをするとすれば、その前にミニFMを設けて実績をこしらえたほうがいいと思う。というか、そういう地域性より趣向性のほうがALFAにふさわしいかな、と。とりあえず、ALFAの方針を定めたほうがいいんじゃないかな、と。
と、次の句が出なくなった頃合を見て勘定。さとじゅんさんのおかげでかなり財布が救われました。ありがとうございますm(_ _)m
べろべろのあべさんを連れてさりげなく危ないかこさんを見守りつつ、秋葉原駅へ向かう。山手線日暮里駅で多摩方面と別れ、北千住で春日部方面と別れ、柏で常総方面と別れて降りる。
降りた後、Ichitaroがお金を下ろしにファミマへって…銀行側がメンテで動いてないし!ということで、復帰したあべさんがIchitaroに肩を貸す形でラーメン屋へ。
最初は学食の値段云々で盛り上がったものの、その後はひたすら無言で麺をすする。ぷはーと食べ終えて店を出る。
その後、けーたさんとあべさんと別れてひたすら歩いてIchitaro宅へ向かう。終バスはとっくのとうに発っちゃったし。この頃、緊張の糸が途切れたのか、眠気がとみに襲い始めてきた。なんとか格闘しつつIchitaro宅へ着くやいなや、「荷物、この玄関でいいよ」との言に甘え、置いてすぐに去る。ほんとうに申し訳ない。
私も家について歯磨きだけし、倒れこむようにして蒲団を着た。あー、よくがんばったと思う。

総括

すんごく楽しかった。雑用係みたいで固定した仕事が無いのはのめりこむのを阻んだけど、それでもなお楽しいと感じた。わいわい何かをするのが大好きだ。たぶん、夜中の事務仕事もIchitaroやくわさんやみなとんやひどりさんが居なければ単なる辛い仕事だったよ。現に、PCの前に坐れないホッチキスで資料を留めるなんて仕事は明日にしようって放ったからなあ。

余談

えっと、暗転中に流すCMにMusic Candyとかあったのは何故ですか?Hot Mack Radio 2005なんて懐かしすぎだし(笑)
あーIchitaroから借りたホッチキス、返すの忘れてた。いつか返すわ。急ぎならば郵送します。

備考(敬称略)

Hot Mack Radio 2006サイト
http://alfa-radio.com/ALFA/kikaku/HMR2006/
ALFA
http://alfa-radio.com/
Distravo
http://distravo.com/
Ichitaro
Blog
くわ
自営ネットラジオ局「FMGS」Blog
けーた
番組ページ
佐藤の準一。
番組ページ自営サイトBlog

*1:MUSICVOXは会員制

*2:Distravoスタッフ

*3:受付にいたスーツの方です。HMR05では観客としていらっしゃってIRCでネット中継してました。なお、今年は録音禁止でした。