丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

大学附属中高へ行ってきた

日曜日、私が通う学園の中学高校で小さな催しがあるからとて、大学教務課のKさんに連行されてきた。私が通う大学のいつもと違うキャンパス内にある中学高校を訪れたのは初めてだ。
女子校だけあって随所のセキュリティが厳しい。教室の戸にも大型の鍵がしてあるのはさすが女子校。そして男子トイレがかなり肩身狭い思いをしてるのも女子校ならでは。いや、設置場所が職員室近隣のみでないだけ親切と見るべきか。

やったこと

理科室で勾玉づくり。いやあ、試験管とかメスシリンダーとかかなり久しぶり!教卓脇の冷蔵庫に、「BENGIN」とか「HCl」とか書いてあるビンを見つけてさりげなく色めいた。…いや、使わないけどさ。
使うものはバーナー。これも久しぶりだ。下がガスで上が空気。これでガラスを溶かして勾玉に仕立てるという。ガラスは意外と熱を保つから、結構危ない。ビーズを混ぜようとし失敗して、落ちたそれを拾おうとして火傷するパターンが殆どだった。
参加者は主に小学生とその親御さん。たぶん、中学受験なんだろう。勾玉づくりという面でも、学校見学という面でも、子供は楽しげ。大人は真剣。いつもこうだよなあ…と指導しながら内心苦笑。
そう、指導するからには私らも把握しなければならない。この日はとにかく早かった。朝6時に起きるという、数年ぶりの所業を果たした後に微妙に混雑する常磐線・山手線に揺られて一路中高へ。…数年ぶりの所業といえど、これは遅刻ぎりぎりの線。電車に一本でも乗り遅れればすぐに遅刻という過酷な体の下、落ち合えた。結構、田端で友人と落ち合う*1まで心臓ばくばくだったよ。そして、教職員会議の後、すぐに自分たちで準備+実践。なかなか大変で先生に笑われた。理科室に着いた頃に「指先不器用」と後ろ指を差された助手の方のほうが器用という事実。んー。まあ、そんな感じで支度を済ませて、受付を始めた、と。午後には意識が飛んでたよ。午後は一切火に近づかずに指導に回ったから火傷はしなかったけど、かなり目はやばいことになってたんじゃないかと。

夕日を見ながら打ち上げ

夕方、来訪者と他の大学からのボランティアを全員帰し終えた後、自習室で打ち上げ。この面々のなかで一番騒いだのは我らが応援大学生(の4年生)だろう。先輩たちは酒に強いからすごいのなんの。私らも私らでちょっと騒いだがな。
それにしても、これも早い。16時半に始める酒飲みなんて初めてだ。解散も18時半とすこぶる健康的な時刻。やってることが健康的かどうかはおいておく。キャンパスから夕焼けも眺められたし、なかなか味はあったかと。
終えた後は軽く掃除の後、中学部の教室へ椅子を返却。これまた教壇とか後ろの張り紙とか懐かしいのなんの。ちょっとアルコール臭がして月曜日大変なことにならんかと気を揉んだけど、そういえば夏休みだったっけ。道理であんなにどんちゃん騒ぎができたはずだ。

なぜ尋ねる?

勾玉の微調整をしたいからヘアピンをちょうだい、と長老*2に言われる。
何故持ってることを前提に話を進めるかね?

*1:これは偶然。

*2:友人。同じ応援組。