Windows Mobileのエコシステムが崩れつつある
今日はいつ雨が降り出すかと気を揉みながら外出した。
雨に備え、アドエスに「雨ぐもんR」をインストールしてみた。
なかなか便利だ。
こういう雨雲レーダーみたいな画像は、大きい画像で見ることが肝心。西からどこまで近づきつつあるのかを把握するのに必須だ。
そんな「雨ぐもんR」の作者さんは半年ほど日記を更新しなかったと思えば、久々の更新でAndroid／iPhoneへの乗り換えを表明。
この方のアプリを、私はいくつも使ってる。
- wasabi
- 雨ぐもんR
- 混んでるん
要所要所で必要になるアプリだ。
開発中止を残念に思います。でも、今までありがとうございました。使える限り使っていきます。
それだけじゃない。
アドエスを買ってかなり初めのほうに入れたPocketLadioも開発を終えたそうだ。
6月頃からSHOUTcastの情報を取得できなくなっていたが、これにつける返事が開発者から投稿された。併せて今後の開発を打ち切る旨も表見えされた。
これで、アドエスのPocketLadioはPodcastアグリケーター単機能のアプリとなった*1。
だんだんとWindows Mobileの界隈が枯れていくように感じてる。
最近の雑誌のスマートフォン特集で"Windows Mobileは過去の資産（＝アプリ）が大量にあるのが魅力"と特筆されるけど、使えないアプリが山ほどあっても量は０に等しい。
そう思えば、Windows Mobileは終わったのかなあと改めて思う。
……wasabiの作者さんが3月に諦観を表した時点でうすうす感じてたけど（苦笑）
アプリの開発者がAndroidへ流れてる、という声も聞くしね。
で、その流れに棹を刺すのがマイクロソフトという致命傷。
Windows Mobileの最大の魅力は多様性。あれもこれもできるという夢を抱かせてくれたのは大きかった。
その夢を引っぺがしたのが、よりにもよってマイクロソフトが発表したWindows Phone 7という代物。
私はアドエスが好きだけど、環境が悪くなりつつあるのに使い倒すほどの無頓着さも無い。
正直、残債の消える2年後が不安でしょうがない。
