丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

iPadが普及したら

iPadAppleの流儀上汎く流通しまいから、タブレット全般の話だと思うけど。
ああいう携帯型タブレットが普及したら、ひょっとするとまた一つパラダイムシフトを引き起こすかもしれない。
指で思い通りにできるってことは、お絵かきができるし文字も書ける。
文字が書けるってことは、署名ができる
デバイスを問わず同じような筆跡が記録できるようになれば、署名としての一意性も増して更に有効性が高まりそう。
そうなれば電子署名による契約締結が増すようになる。今までは最後の最後で印刷して、互いに確認して互いにボールペンで名前を書く。でも、これならば印刷しないし電子的に保管できるし、かつ証明としての有効性は保てるし。もっと楽に、もっと安く済ませられる。
Googleがやりそうだなー。

印鑑文化

さあこれが普及したらどうしよう。印鑑をタブレットに押したって、タッチパネルは丸いものが押されたとしか認識できまい。彫りが正確に認識できると思えないし。「勅使河原」を縦書きで彫った印鑑は紙に押しても見えづらいと思うのに……
印鑑文化にそぐうガラパゴス仕様タブレットが普及するのか、それとも署名や花押が盛んになるのか。
それともいつまでたっても紙でやるのか。ま、タブレット署名が普及したからといって、事故発生時の被害が大きくなりそうな契約書には到底使われないと思うけど。
こちらの日本の近代文化との兼ね合いも気になる。花押が復活する機会かもしれないし。


……ってググってたら、

似た発想の人が。それは驚かない……むしろ、Appleが先手を打ってる事実にびっくりした。