丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

あるのは「余裕」じゃなくて

最近の私が仕事場についての最初の日課は、昨日の仕事を整理しなおすこと。これは上司に言われて始めたことではあるんだけど、かなり自分に役立ってる。
コーヒーサーバーに粉を入れて、自分の席に着く。
抱えてる仕事(ジョブ)別に業務(タスク)をあれこれ思い出す。あの件、メール出したkk……あー一昨日出して昨日返事無かったなあ、って感じでね。
昨日忘れててここで青ざめることもままあるけど、段取りの組み直しのチャンス。取引先の尻をたたいたり根回ししたり。組み直したスケジュールを基に、ついでに来週の予定をちょこちょこスケジューラーいじったりして。
そうすることで横槍がかなり減ったし、切り替えが上手くいくようになった。朝ごはんの内容を忘れるくらいぼけてる時もあるけど、ほったらかしの案件は減るようになった。


こういう時間を取ることを「余裕」なのかなーって最近思うようになった。すべてをおっぽり出して息抜きするのも大事だけど、そういうのじゃなくて。
いったん全業務を止めて高みに上る。そこから俯瞰して次の一手を考える。
そういう行動をとれるのが「余裕」なのかなって思うようになった。


っていっても、そうそう実行できるわけじゃない。こういうの、実は大学生の頃のバイトで言われてた。"忙しくなったらいったん一歩後ろに下がれ"って。
でもなかなかできないんだよね。目の前の業務に夢中になっちゃう。でもそれが一番危険。わかってるんだけど、なおやっちゃうときがあるんだよね。そろそろ教わって6年たつのに。


私生活でもきっと同じ。詰め込むだけ詰め込むのは楽しい。だけど、余裕をがりがり削りながら生活を送るのってどうなんだろう。
いったん自分を仕切りなおす時間を取って、次の一手を探せるようになるともっと素敵な人になれると思う!
……かくいう私は、土曜日にぐうたらするのをやめて、次の一手を探せるように練らなきゃね。仕事ではやってるのだから、同じようにマネジメントしなきゃ。
自戒自戒。