自宅サーバーを立てた
押入れの肥やしにしていた古いWindows XP機にUbuntuを入れて自宅サーバーに仕立ててみた。色々と目的があって色々仕込んでいたら二日がかりになってしまった。だけど外には公開しないLAN内専用サーバーだから割とゆるゆる。
機種選定
XP機がValuestar(NEC)と先代Luvbooks(Mouse Computer)の2台あったけども、後者にした。前者は、久しぶりに起動させようとしたらメーカーロゴすら出なかった。マザーボードのCMOSをクリアして電池を入れ替えれば蘇るかもしれないが、試行錯誤する時間もないのでよした。
Ubuntuインストール
今、UbuntuはLiveCDじゃなくてLiveUSBメモリになっているんだね。Ubuntuのメニューにある「ブータブルUSBの作成」で簡単にUSBメモリに焼けるのを知らなかった。
焼いてからXP機にそれを挿し、BIOSで優先順位をHDDより先にしてから起動を掛ければ無事にUSBメモリからLiveCDのUbuntuが起動する。そこからインストールを掛ければOK。
ウィザード画面でインストール方法を問われたが、「Windows XPと置き換える」を選べばHDDを初期化してからUbuntuを焼いてくれるみたいだ。フォーマットもNTFSからext4に変わった。
これはすごい。何も気にせずにUbuntuをインストールできる時代なんだ。
FTPサーバー
iPod touchからiTunesを介さずに写真・動画のデータを大量に吸い出すのが目的。サブ機で動かしているdynabook(Toshiba)にvsftpdを入れているけども、動作がもったりしているから移動させたい。
普通にapt-getでインストールして簡単に設置。ただし、下記のIPv6の関連でIPv4だけlistenするように変えた。
Samba
iOSからFTPでつないだ時にNASが見えるようにSambaをインストール。マウントポイントを設定した上で起動時に自動マウントされるようにした。ここは去年と同じ手筈でさくっと完了。
……本当はそろそろスマホ用OSにも対応したNASが欲しいところ。Windows 8にも対応しない骨董品で経年劣化が不安だからRAIDも組みたいのが本音。