丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

廣幡八幡宮へバスで行ってみました

普段デスクワークだと脳と体の疲れ具合が釣り合い取れなくなっている気がしているので、週末はなるべく歩こうとしています。

廣幡八幡宮柏市でも有名な神社ですが、ちらっと調べたところなかなか行きづらい所のようなのでバス停から歩いてみました。

中の橋バス停

柏駅からは東口バスターミナルの1番乗り場に着くバスに乗ります。行き先はなんでも大丈夫なようです。

「中の橋」バス停で降ります。バス停を降りたら20分ほど歩きます。ルートは下のGoogleマップのとおりです。

景色が心地よい

中の橋バス停で降りてからは大津川を渡ります。大津川の川べりには田んぼが広がっていて谷津田のようです。歩いた日は青空も広がっていてとても心地よい風景でした。

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ただ熱中症には気を付けないといけませんね。田舎なので自販機もないです。

宝暦の鳥居

歴史ある廣幡八幡宮ですが、見かけてびっくり。末社を祀る拝殿の鳥居が宝歴年間のものでした。

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公式サイトによれば、宝暦7年ということで250年ほど前の鳥居です。神社でもこのところ昭和とか平成の物しか見かけなかったので思わず目に入って嬉しかったです。

ちなみにこの鳥居を寄進した「伯州刺史 藤原正珍」とは何者なんでしょう。家に帰って調べてみました。

布施弁天界隈の自然と歴史情報さんによれば田中藩の本多家2代目藩主の本多正珍を指すそうです。藤原が氏(うじ)で、本多が名字なのですね。
また「伯州」は「伯耆国」、「刺史」は「国司」の漢風の読み方だそうです。鳥居のことを「石華表」とも言っていますし、大陸風をフォーマルでクールなものとして見ていたんだろうなと感じ取れます。

現地で??と思ったものを家で調べなおすと当時の空気が分かって楽しいです。満足しました。


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歴史と景色が楽しめた廣幡八幡宮でした。また歩きでいろいろほっつきたいです。