丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

地銀各行が繰り出すあの手この手

郵政公社郵便貯金事業を引き継ぐゆうちょ銀行の発足、メガバンクコンビニATM周り強化を受けて地銀各行はあの手この手を模索してるねぇ。私は千葉県在住だから首都圏の話題についてちょこちょこと述べる。

連携

地銀同士が手を組んで、相手先の地銀のATMを使っても手数料は自行と同じという連携を深めてる。一番最初は東北おむすび隊かな。首都圏ではこの動きが遅かったけど、東京都民銀行を軸にして進んでる。

というネットワークが組織された。そんな八千代銀行住友信託銀行と提携し、東日本銀行栃木銀行茨城銀行と組んでる。茨城銀行関東つくば銀行と提携している。
無論、コンビニ周りもきちんと進めている。大きい銀行から先にコンビニATMとの提携をしている。小さい行ではセブン銀行だけ、というのも結構見受けられるが、これもどうなろうか。
あと、VIEW ALTTEとの提携もある。千葉銀行横浜銀行は来年まで手数料を無料化してる。VIEW ALTTEは立地が一等地にあるから、これも検討しているところはあるだろうな。

手数料引き下げ

三菱東京UFJ銀行の出した「振込先が同行ならば手数料なし」は大きいのか、これに追従する行は多い。
千葉銀行は早速追従した。ついでに、ネットバンキングにかかる月額手数料をも撤廃した。
そうでないところも各種の無料化施策をとっている。大きいところで動きが無いのは常陽銀行だけ?

ただ…

サービスの骨子をよく読んでいると、条件が多い。メガバンクなどは無条件というところが結構あっても地銀では給与振込とか*万円以上とかいう条件がちょろちょろある。これはわかりづらい。
これは体力の差だろうか。とすれば、この先の展望はあまりよろしくないってことか。
これは地元に根付くからという安心感からだろうか。とすれば、コンビニATMやショッピングセンター内に出店する多様な他行に足元をすくわれる格好になりかねない。
どっちだろうかね。私は前者に見えるけど。