丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

あんなに広かったwebはどこに行ったのか - 教えてお星様

そうそう。昔は楽しかったよね。
海のものとも山のものともわかんないページを、いろんなリンク集から辿ってって面白いサイトとか面白いページとか見つけていったよね。


Googleとかの出現によって一ページ一ページめくっていくような楽しみは減っていった。そして、観測範囲が各コミュニティーサービスで定型化された。
でも、観測範囲の向こう側にまだひょっとしてあるんじゃないかとついつい思っちゃう。
なかなかこれを行動にするのは難しいけどね。mixi日記の新着日記を見る習慣があるけど、これも単なる観測範囲なのかもしれない。その先(=外)に行かないし。


とはいえ、Twitterみたいに営業側にお膳立てされた自己表現というのを私は否定しない。
私も2000年1月16日にサイトを開設してからいろいろコンテンツを並べてきたが、ついぞ自分らしいコンテンツというものは無かった。
そんな自分でもちょこっと気になったことは広めてみたくなったり、とうとうと解説してみたくなったりする。
そんな自分にそぐうものを探してきて見つけたのがここ、はてなダイアリーだった。いつもは自由奔放に筆を滑らせてはてなのストレージにゴミみたいなログを残しながら、別のユーザーと馴れ合おうと思えば気軽に馴れ合える距離感。そういうのが良かった。
(これを良いと思えるのは、ジオシティーズの助け合い広場に助けてもらった記憶がたぶんに大きいのだと思う)
そういう、ストレージ(ユーザースペース)を貸し出してくれる気軽さ、繋がりあえる気軽さというのは大切なことだと思う。その為ならばお膳立ては要ることだろうと思う。


私は、2010年のウェブは大好きだよ。いろんな人が取り留めの無いことを発信してくれるというのは面白いしありがたい。
筆者がどんな人が分からなくても、別の見解の人がいるというだけで世間の広さも分かるし、同じ思いの人がいるだけで安堵できるものなんだよ。
だから自分はYahoo!ブログ検索に適当なキーワードを突っ込んでいろんな記事を読んでみたり、mixi新着日記で検索かけてみていろんな人の日記を読んだりする。
※迷惑に思う人は、SNSの公開設定とか.htaccessとかpingの打ち方とかをいじってね。技術の世界には技術で対応してください。