EZweb Webメールを使ってみて
6月30日に公開されたEZwebのウェブメールを使ってみましたが、特に違和感なく使えます。ただし、メールボックス容量の上限値がバイト数の他に通数でも定められているのがケータイメールらしいところ。どうやらここは撤廃されないようです。
- | ドコモ | au(スマパス未加入) | au(スマパス加入済) |
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メールボックス最大通数 | 2万通 | 5千通 | 2万通 |
メールボックス最大容量 | 1GB | 200MB | 1GB |
比べてみるとauがスマートパス前提にサービスを提供しているのが分かります。むしろガラケーユーザーのほうが需要が高そうに思えますが、そうしないのはARPUの絡みでしょうかね。
その他、設定画面を見比べてみると、迷惑メールフォルダの自動削除機能などEZwebウェブメールのほうが設定項目が多いものの、エンコードの設定などメール送信にクリティカルな設定が変えられない点が目につきます。帯に短し襷に長し。
なお、送出はUTF-8限定でした。UTF-8を標準で送り出すメーラーが大半を占める中であえて今どきISO-2022-JPを使う必要もありますますが、古い環境で化けるリスクはありますから切り替えられないというのは商業利用で不安が残ります。
Friends Noteを押し出している点から見ても、個人向けを念頭に置いたサービス展開と見たほうが良いのでしょう。法人はこういうサービスを使えという目論見かもしれません。
今どき、友達からメールが来て折り返しを長文で送りたいという需要がどれほどあるか分かりませんが、パソコンのようにメールを扱えるようになったのは大いに便利だと思います。ECサイトはケータイアドレスだとメールが見えないからという廉で締め出すことは控えたほうが良いかもしれません。