丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

メールサービス落穂ひろい

Inter7の終了

去年の12月20日をもってサービスを終えたようです。池辺も利用していたはずなのですが全く気付いていませんでした。ウェブサービスでメール不達の警告が出て気付きました。。
エキサイトメールのように気焔を吐いて一新するところもありますが、最大手以外は大手の施策においつけていけなくなり年々縮小傾向にありますね。エキサイトが大手に追いついているかはさておき。

Outlookの公式iOSアプリがリリース

iOSAndroidともにこぎれいにまとまっていて使いやすいアプリだと感じました。
デザイン上も「OSの標準に合わせる」という方針を徹底しているようです。iOSAppleのフラットデザインに、AndroidGoogleのマテリアルデザインに合わせた外観となっていて使っていて違和感を覚えにくくなっています。

デザインについてはマイクロソフトも自らの宗旨を持っているはずなのですが、それを強く打ち出さずプラットフォームに合わせてサービスを提供するところにナデラ体制ならではのものを感じました。提供元の存在感が薄れてマイクロソフトが空気になる恐れもある方針ですが、MSのプロダクトはどこへ行ってもかけがえのない存在には変わらないという自負もこの方針からは感じ取れます。

AndroidOutlook.comアプリとの差

Android版には前からOutlook.comという、端的にいえばHotmail専用アプリがあったのですが、それと比べてみると格段に勝手が変わりました。
共にもたつくことは無いのですが、Outlook.comはマイクロソフトのフラットデザインを徹底したものになっていてAndroidの数あるアプリの中で異彩を放っていました。プッシュ通知を入れなければ送信すらできない仕様もネックになっていて池辺は差出人をデフォルト以外で送りたいとき以外使っていませんでした。

乗り換えるかは付帯機能次第

iOSの標準メーラーは添付機能が弱いのでOneDriveとの連携機能に助けられる人も多そうです。しかし池辺は差出人が変えられなくてまだ利用するほどに至らないでいます。iOS標準メーラーでもスワイプでのアーカイブができるようになりましたので、スワイプだけではアドバンテージがありません。出来はいいのですが、Exchange ActiveSyncで設定した標準メーラーから乗り換えるには一押しがまだ足りないように感じます。
Exchange ActiveSyncはサブフォルダや連絡先やカレンダーも同時に一気に同期できるため、IMAPしか提供しない他社ウェブサービスと比べて標準メーラーで対応できることが多くあります。公式アプリとしてはそれを越えるだけのものを備えなければ使われないように思いますので、Outlookの開発チームにはがんばってほしいと思います。
また、Android版においてはOutlook.comアプリのほうが機能豊富です。差出人変更機能のほか休暇中の返信機能や通知しない時間帯の設定など、まさにOutlook.com(Hotmail)を手元で完結させるアプリになっています。マイクロソフト新しいOutlookを薦めているようですが、この辺りの実装が必要なように思います。この辺りのマイグレーションマイクロソフトの課題になっていそうです。