丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

眠り

「エッセイを読んで、筆者の人生観を述べよ」というセンスが問われる宿題に艱難辛苦した上、ついにそれを終えて自分への休息のつもりに読み始めた灼眼のシャナがどつぼにはまり…6時半に起きなければ遅刻するところで、私は5時半に寝た
無論、眼に疲労がうずたかく積もった体で1時間睡眠、なんというウルトラCなんぞ成しえるわけが無く、遅刻が決まった。
2時間睡眠で重たい瞼を必死にあけ続けて、この講義さえ、この板書さえ終えれば後はうとうとしても無問題のはずだ…というところで不覚にも意識を失った。気付けば、講義は終わった後。後ろに坐ってた友人から背中を小突かれて起きた。どんな姿勢で寝たのか定かでないが、指先や首のあちこちが痛む。出席した旨を記す「出席カード」は既に後ろの友人が提出したようで、机上にあるルーズリーフ群を蔵うのみだった。
その友人らからは、「珍しいね」と興味ありげに尋ねられる。さっくりと説明するに、なんだか腑に落ちないようだったが軽くいなして、その話は撤収。いやあ、自らでも思うけど、睡眠不足で調子がおかしいわ。いい加減、睡眠不足の毎日を改めなければ。