丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

関東交通プラン

こんな計画を立てているらしい。東武のトップページで知った。

私が気になったのは、かしてつ跡地のバス専用道化日光鬼怒川対策
※PDF注意

かしてつ

継続を願う声は高かった鹿島鉄道。大規模輸送機関の鉄道では役不足だったということか。
その跡地を専用道化するとはつくばりんりんロードみたいな感じかな。そこにバスを走らせるということは名古屋ガイドウェイバスみたいなのも参考にするんだろう。
富山みたいにライトレールを入れてそれを上下分離経営なんていう有様ですら大仰という人口動態だろうから、この方式が一番スマートなんだろうな。バスならば鉄道軌道と違って他地域との車輌の融通が利くし。

ソフト面での課題
  • バス便の鉄道時刻表への掲載(特に広域輸送を担う路線バス≠高速バス)
  • バス運賃を通しで計算

これぐらいは徹底してほしい。
バス便の掲載は大都市では無理だろうが、過疎地域で郡内各地を長時間かけて走るような中核的なバス路線は載せてほしいところ。できれば乗換案内にも反映を。
通し運賃というのはまめバスががんばってる印象。コミュニティーバスでは結構導入事例が多そうだ。
実際にただでさえ割高な運賃なのにバス乗継ぎの際に初乗り運賃をそのたびに取られては更に割高になる。逸走するにも無理は無い。
鉄道不毛地帯は概して人里からかけ離れた土地と見られがちで衰退に追い討ちをかけがち。輸送機関のソフト面での改善にも活性化する余地はあるはず。

日光・鬼怒川

JR直通の特急で正直効き目あったの?
二次交通って随分前から言われるけど平成20年版にも載ったということは改善する気が無いでしょ、これ。
課題に「多様化」ってあるけどここ10年の動態は団体客から個人客への転向なんだから、この急速な凋落はその主流の動きすら捉えられなかったことじゃん。あしぎんとか色々あって動けなかったのは理解できるけど。
…ということでバッシングしかできません。でも興味のない地域にはパッシングするから、バッシングするだけアレです。
なんとかなってほしい。