Windows 10にアップグレードしました
Windows 10にアップグレードしました
メインのパソコンをWindows 10にアップグレードしました。環境が整ってきて……いませんが、ひとまず普段使う分には困らないほどにはしつらえ終えたので感想をまとめてみます。
アップグレード
先日水をかぶせてメーカーに入院させたマウスコンピューター製のパソコンをWindows 7 Home Premiumからアップグレードしました。
アップグレードの仕方は、Windows 7の通知領域にあるアップグレードソフトの指示に従って順当にWindows 10に上げた後、初期化して個人設定を一からやり直す手法をとりました。これは理由が二つあります。
まず個人設定を一から見直すこと。長いこと使い込んだ個人設定は気づかぬ間に、あるいは消したはずの設定がたまっていることがありますので、これを消して動作を軽やかにすることを意図しています。もう一つは下の「わるかったこと」で述べますが、ドライバーの動作不良からでした。
これでだめならばisoファイルから直接クリーンインストールしようかと思っていたのですが、上の初期化で良くなった気がしていますのでそこまでは試していません。
よかったところ
予測変換の強化
確かWindows 8からだと思いますが、予測変換がかなり強化されました。ひらがなを3文字打てば候補が上がってくるようになりました。2文字や1文字打っただけでもtabキーを押せば候補を出すこともできます。
これで前に打った言葉を改めて打つときにだいぶ楽になりました。
Windows Storeと通知
これもWindows 8からだったと思います。TwitterやFacebookといったソーシャルアプリが普通のWindows上で動いているのを見て違和感しか覚えませんが、これがモダンなOSなんですね。
こうしたソーシャルアプリの通知がガンガン飛んでくるのもスマホみたいで新鮮です。共有機能もありますし、スマホで便利だったところがパソコンに取り込まれました。パソコンの使い方が変わりそうです。
游ゴシック
Meiryoに続いてまともなきれいなフォントがWindows 8から加わりました。明朝体が加わったのもいいですね。Windows 7のシェアが減ればfont-familyで游明朝を指定して上品なサイトができそうです。
初期化の容易さ
miix 2 8でもだいぶ助けられましたが、Windows 8以降の初期化がかなり便利になりました。Windowsは使い続けるとどうしても重たくなってしまいますが、これでプロダクトキーなどを気にかけずに初期化を行えるようになります。
わるかったこと
ドライバーの入れ直し
順当にアップグレードすればクリーンインストールと比べてドライバー周りが維持されるので楽という話を聞きましたが、私の場合はあてはまりませんでした。
主要なデバイスはまともに動いたのですが、タッチパッドとBluetoothモジュールがダメになりました。マウスコンピューターのサイトからドライバーをダウンロードしましたが、バージョンをチェックしているらしくインストールが途中で打ち切られます。
互換性チェックでWindows 7とみなしてインストールすることで無事使えるようになりました。
「游ゴシック UI」
ナビゲーション部のためにみょうちくりんなフォントをこしらえるってどうなの。
文字間のバランスがおかしく感じるのですが私だけでしょうか。UIでないメイリオでいいと思うのですが。
まとめ
近代化を図った感じがして全体的にはアップグレードしてよかったと思います。
ただ、メーカーごとのデバイスまわりがやっぱり追いついていないので、アップグレードは一筋縄ではいかないものです。私よりもっと阿鼻叫喚に陥った方とかもいそうです、これ。
あと、パソコンでニュースを知るときはChromeを開いてYahoo! Japanへアクセスしていたのですが、これもMSNニュースとFlipBoardと他ニュース系アプリで動き方が変わりそうです。ウェブアプリからネイティブアプリへという逆向きの動きが広まっていますが、私もこの動きにようやく巻き込まれる感じになりそうです。