丘と谷津の硲に憩う

あちこちほっついて身に覚えたことをしたためようと

後の歴史観に耐えられる行動

ってどんなものがあろうと思った。
そういえば、21世紀の科学水準を予想する旨の報告書があったという報道があったなあ。あれって実現した案ってどれほどあるっけ。4割だったっけ?ともかく、高くなかったと憶えている。
そんな割と動きの鈍いと思うハード面でそうも予測しづらいんだから、移ろいの激しい人心、それも数十年先の人心を予測してから行動せよってできないって。
というか、予測しがたいことを予測してから動けと言われたら私ならばびくついて身動きとれないかもしれない。神経が太い人はまた別だけど。
つまるところ、将来の人心を把握しようと思っても無益―――というか、その時代における今時分に気を向けなきゃ単なるダメ人間じゃなかろうか。
と、講義中に教授が述べた一言に対して色々と考えを巡らせてみた。そんな昼下がりの電車内。